いよいよ新しい年の幕開けです。
今年の干支である未にちなんで、心優しい、穏やかな子どもに育ってほしいと思います。昨年、私の母が他界したため、今年は初詣もなく、年賀状もないお正月でしたが、年の始めに初日の出に向かい、全園児の幸せを祈りました。
今年のお正月は、比較的ゆっくりと時間がとれたため、久しぶりに読書にいそしむことができました。以前に何回か読んだ「100万回生きたねこ」を読みました。この「100万回生きたねこ」は私のお気に入りの絵本で、かつて校長時代に、校長室で大型の紙芝居を読み、子どもたちから喝さいをあびたことを思い出します。自分のことしか好きになれないまま、100万回の生死を繰り返したねこに、思いがけない出会いが訪れます。愛するねこと出会い周りを思いやる心に目覚め、愛するもののそばで静かに息絶える、そんな物語は今も多くの親子に愛されています。
「ねこはもう決して生き返りませんでした。」自分が大好きで、何回もよみがえり、「100万回生きたねこ」のようにしらゆり学園幼稚園の子どもたちも、自分を思いきり愛し、強く生きてほしい。自分という存在の素晴らしさを自覚し、自分に確固たる自信を持ち、命を大事にして生きていってほしい、そして自分と同じように人を愛することの大切さも知ってほしいと、年の初めに手を合せました。
園長 安藤希與子
今年の干支である未にちなんで、心優しい、穏やかな子どもに育ってほしいと思います。昨年、私の母が他界したため、今年は初詣もなく、年賀状もないお正月でしたが、年の始めに初日の出に向かい、全園児の幸せを祈りました。
今年のお正月は、比較的ゆっくりと時間がとれたため、久しぶりに読書にいそしむことができました。以前に何回か読んだ「100万回生きたねこ」を読みました。この「100万回生きたねこ」は私のお気に入りの絵本で、かつて校長時代に、校長室で大型の紙芝居を読み、子どもたちから喝さいをあびたことを思い出します。自分のことしか好きになれないまま、100万回の生死を繰り返したねこに、思いがけない出会いが訪れます。愛するねこと出会い周りを思いやる心に目覚め、愛するもののそばで静かに息絶える、そんな物語は今も多くの親子に愛されています。
「ねこはもう決して生き返りませんでした。」自分が大好きで、何回もよみがえり、「100万回生きたねこ」のようにしらゆり学園幼稚園の子どもたちも、自分を思いきり愛し、強く生きてほしい。自分という存在の素晴らしさを自覚し、自分に確固たる自信を持ち、命を大事にして生きていってほしい、そして自分と同じように人を愛することの大切さも知ってほしいと、年の初めに手を合せました。
園長 安藤希與子